病院に通えなくなってきた人がなるべく入院せずに自宅で過ごしたい、
自分らしく過ごしたい、そういった気持ちに寄り添い、実現するために尽力するクリニックです。
通常の内科診療に加え、各種カテーテルの交換や創傷・褥瘡処置、胸水腹水の穿刺排液など、ほとんどのベッドサイド処置に対応できます。
当院かかりつけの患者様には24時間365日対応します。
〒904-0324 沖縄県中頭郡読谷村長浜1566-1
月〜金 9:00-11:30/13:00-17:00
当院は、在宅療養支援診療所として厚生局に正式に登録されています。我々は患者様のために、年中無休で24時間体制の電話再診、緊急往診、看取りを含む対応を行っており、緊急時には迅速に連絡が取れる体制を整えています。
また、沖縄県医師会、中部地区医師会が推進する在宅医療・介護連携事業にも積極的に関わり、他の医療機関との協力も強化しています。これにより、地域において包括的な医療提供者としての役割を果たしています。
他にも、退院前のカンファレンスやケアマネージャーが主催するケアカンファレンスなど、多職種連携の会議にも積極的に参加しています。こうした会議を通じて、医療・介護サービスの提供に関する相談や調整を行い、患者様やその家族の希望はもちろん、生活状況やサポート体制にも配慮した最適なケアを目指しています。
当院は地域に根ざしたかかりつけ医としての機能を担っています。患者様が他の医療機関で受けている治療や処方されている薬の把握に努め、患者様やその家族と共に治療の目標を定めていきます。
さらに、多くの他医療機関と連携し、専門的な医療が必要な場合には適切な紹介を行っています。がんの末期や難病などで終末期を迎えた患者様に対しては、最後まで責任を持ってケアし、自宅や施設での看取りができるようサポートしています。
当院は、要支援や要介護の状態にある方々が自力での生活を取り戻せるように、医師が直接訪問し、患者様の健康状態、心と体の調子、そしてその生活環境を細かく理解します。
この貴重な情報は、在宅ケアを支える居宅介護支援事業者やケアマネージャーたちが質の高い居宅サービス計画を策定するために不可欠です。また、患者様とそのご家族に対して、病気の管理や生活の指導、そして必要な助言を惜しみなく提供し、一人ひとりの療養生活が円滑に進むようサポートいたします。
当院は訪問看護ステーションや居宅介護支援事業所、薬局、居宅介護支援事業所等と患者様の情報を共有し、常に連携をとりながら診療にあたっています。
厚生労働省の定める「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」に準じて患者様の情報を共有しています。
(参照:https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000516275_00006.html)
かんだ在宅クリニック 院長 神田幸洋
私は兵庫県神戸市出身で、大学を卒業後は米国式の卒後研修を行う沖縄県立中部病院で外科医として研鑽しました。その後は石垣島、浦安、名護、アメリカで勤務し、様々ながんや良性疾患、救急疾患や重症外傷など、多くの病気や怪我に対する手術や全身管理を通じて患者様に耳を傾けてきました。この経験を通して、在宅医療の重要性を深く感じ、読谷にて在宅医療のクリニックを開業する決意を固めました。
私たちのクリニックは、病院への通院が困難な高齢者の方々、がんの終末期にある方々が、自宅で自分らしい時間を過ごせるようサポートすることを目指しています。自宅という安心できる場所で、患者様一人ひとりが尊厳を持って生活できるよう、私たちは全力を尽くします。
私の医療へのアプローチは、患者様の声に常に耳を傾け、そのニーズに応えることにあります。高度な医療技術だけでなく、心のケアにも重点を置き、患者様とご家族が抱える不安や疑問に対して、いつでも寄り添うことをお約束します。
私たちのクリニックでは、患者様一人ひとりの物語に深く関わり、質の高い医療サービスを提供することに全力を尽くします。
どんなことでも、ご相談ください。